DOOHとは?サイネージ広告の仕組みとWeb広告の違い

街中の大型ビジョンや電車内、店舗のディスプレイなどで目にする機会が増えている「サイネージ広告」。中でも、DOOH(Digital Out of Home)は、屋外や商業施設などのリアルな空間で展開される新しい広告手法として注目を集めています。

従来の看板やポスターと異なり、動画や静止画を柔軟に切り替えて配信できる点が特徴です。さらに、通信ネットワークと連携することで、時間帯や場所に応じた広告配信も可能となり、より高い広告効果が期待されています。

今回、DOOHの基本的な仕組みをはじめ、Web広告との違いや特徴を整理しながら、その効果や活用方法についてわかりやすく解説します。広告施策の幅を広げたい方や、新たな集客手法を検討している方は、ぜひ参考にしてください。

サイネージ広告の仕組み

デジタルサイネージ広告は、主に以下の4つの要素で構成されています。

  • 「ディスプレイ(表示機器)」
  • 「配信システム(CMS)」
  • 「コンテンツ(広告素材)」
  • 「ネットワーク連携」

デジタルサイネージは、動画・静止画・アニメーションなどを表示できるディスプレイ広告媒体で、視覚的に高い訴求力を発揮します。配信システム(CMS)を活用することで、クラウドや専用ソフトを通じたコンテンツの一括配信・管理が可能となり、複数拠点への効率的な広告展開を実現します。

さらに、インターネットと連携することで、広告内容の更新や配信スケジュールの管理をリアルタイムで行うことができ、タイムリーな情報発信が可能です。これにより、集客や販促効果の向上につながり、店舗・商業施設・企業におけるマーケティング施策として効果を発揮します。

デジタルサイネージ広告 vs Web広告(スマホ・PC)

DOOHとWeb広告は、どちらもデジタル広告ですが、アプローチ方法や強みが大きく異なります。

広告媒体の特性比較表
比較項目 デジタルサイネージ広告(DOOH) Web広告(リスティング・SNS等)
ターゲティング 「場所」と「時間(シチュエーション)」

例:オフィス街の朝など、その場所にいる人の属性を狙う。

「個人の興味・検索履歴」

例:過去に検索したキーワードなどを元に追跡する。

広告の視認性 非常に高い

スキップやブロック(非表示)ができない。

低い~中程度

スクロールして飛ばしたり、アドブロック機能で消すことができる。

ブランドの信頼感 高い

実店舗(リアルな場所)に表示されるため、安心感に繋がりやすい。

媒体による

フェイク広告やスパムも混ざりやすく、警戒されるケースもある。

接触環境 Webに接しない層にも届く

歩行者に自然にリーチ可能。

ネット利用者のみ

スマホやPCを操作している時間帯・ユーザーに限定される。

設置場所で変わる!サイネージ広告の3つの主な種類

サイネージ広告は、設置される場所によってターゲットや広告効果が大きく異なります。ここでは、代表的な3つの種類と、それぞれの特徴を解説します。

① 屋外サイネージ(大型ビジョン・ビル壁面)

屋外サイネージは、ビル壁面や大型ビジョンなどを活用し、不特定多数の通行人に向けて情報を発信するデジタルサイネージ広告です。代表例としては、渋谷スクランブル交差点周辺の大型ビジョンがよく知られています。圧倒的な視認性と拡散力を持ち、多くの人の目に触れることから、「認知度向上」や「ブランディング」に高い効果を発揮します。特に、短期間で幅広いターゲットに強い印象を与えたい場合に適した広告手法です。

② 交通機関サイネージ(電車・タクシー・駅構内)

交通機関サイネージは、電車内やタクシー、駅構内などに設置されたデジタルサイネージ広告で、通勤・通学など移動中のスキマ時間に自然に接触できる点が特長です。閉じられた空間で視聴されることから、動画広告を最後まで見てもらいやすく、高い訴求効果が期待できます。さらに、路線やエリアごとに利用者層が異なるため、ビジネスパーソン向けや学生向けなど、ターゲットに応じた効果的な広告展開が可能です。

③ インストアサイネージ(店舗内:スーパー・薬局・美容室)

デジタルサイネージ

【DDS】導入事例

インストアサイネージは、スーパーや薬局、美容室などの店舗内に設置されるデジタルサイネージ広告で、「これから商品やサービスを購入する直前」のタイミングでアプローチできる点が特長です。そのため、購買行動に直結しやすく、売上への影響が期待できる効果的な広告手法です。特に美容室などは滞在時間が長く、視線がディスプレイに集中しやすいため、より高い訴求効果が見込めます。

このように、高い訴求力を持つインストアサイネージは、自社利用にとどまらず、新たな活用方法として「広告媒体化」による収益化も注目されています。

店舗サイネージを「広告媒体」に変わる!収益化する方法

インストアサイネージは、自社の商品やサービスを案内するだけでなく、「広告枠」として外部企業に提供することで、新たな収益源として活用することが可能です。
たとえば、美容室であれば化粧品メーカー、クリニックの待合室であれば近隣の調剤薬局や健康食品メーカーなど、来店客に関連性の高い企業の広告を掲載することができます。特に、来店する人が多かったり、お店で過ごす時間が長かったりする場所では、広告が目に入る回数や見る時間が自然と増えるため、広告としての価値が高まりやすくなります。こうした環境を活かすことで、空いているディスプレイを有効に使い、収益につなげることができます。

収益化しやすい店舗

  • 来店者数が多い
  • 待ち時間・滞在時間が長い
  • ターゲットがはっきりしている店舗
  • 地域性や立地が良い店舗
  • 視線が集まりやすい環境がある店舗

屋内デジタルサイネージ

【DDS】導入事例


サイネージ広告「よくある質問(Q&A)」

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Q:自社のビル壁面に大型LEDビジョンを設置し、広告事業を始めたいのですが、費用はどの程度かかりますか?


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A:サイズや設置場所の条件(建物強度や基礎工事の規模など)によって異なりますが、一般的には数百万円〜数千万円規模の投資となります。

決して小さな投資ではありませんが、交通量の多い交差点など視認性の高い立地では広告需要も高く、広告枠が早期に埋まり、条件が整えば数年で初期費用を回収できる可能性もあります。(※設置には各自治体の屋外広告物条例や関連法規の確認が必要です)

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Q:広告の動画を持っていないのですが、静止画(ポスター画像)だけでもサイネージ広告は出せますか?


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A:静止画のみでも配信は可能ですが、効果を最大化するためには動画コンテンツの活用を強くおすすめします。
街中のサイネージ環境では、静止画は周囲の景色に埋もれてしまい、一方で、動きのあるコンテンツは視線を引きやすいです。本格的な動画でなくても、テキストや画像に簡単な動き(アニメーション)を加えるだけで、視認率は大きく改善されます。動画制作に不安がある場合は、専門業者に相談ご相談ください。

リアルとデジタルの融合、「コスト」を「資産」に変える広告媒体

DOOHは、従来の広告とWeb広告の特長を組み合わせた、これからの時代に適したマーケティング手法です。視認性の高さやリアルタイム配信、設置環境に応じた柔軟な運用により、認知拡大から販促まで幅広く活用できる点が大きな魅力です。デジタルサイネージは単なる広告手段にとどまらず、自社店舗の窓や壁面を活用することで、新たな広告収益源としての可能性も広がっています。

DDSを運営するDESIGNSは、デザイン会社としての創造力と技術力を活かし、高品質なコンテンツ制作で、情報発信を強力にサポートします。「自社の店舗にはどのサイズが最適か?」「設置工事や配信システムを含めた総額の見積もりが欲しい」といった疑問がございましたら、お気軽にご相談ください。

当サイトでは、各機器の詳細なスペック確認はもちろん、オンラインでの無料お見積り依頼にも対応しております。デジタルサイネージ導入においてコスト効率と効果を重視される企業様、店舗様、施設様は、ぜひDDS担当者にご相談ください。

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